
無農薬、天日干し仕上げ。希少な国産の「乾燥きくらげ」を生産しています。
■所在地
球磨郡湯前町浅鹿野245-123
■TEL
0966-43-2262
■生産・販売者
奥球磨きのこ園 (代表:宮崎勇市さん)
人吉・球磨でも珍しい乾燥きくらげを専門に生産、販売されています。
中国からの輸入が99%、国産はわずか1%と超希少な国産きくらげです!

■販売・取扱先
湯~とぴあ(観光物産協会) http://yunomaenet.com/
ゆのまえ温泉 湯楽里 http://www.y-yurari.co.jp/
サンロード湯前店 http://www.sunroad.info/store.html
物産館 水の上の市場 http://mizukami-ichifusa.com/?page_id=9
にしてつストア〔福岡市〕 http://nishitetsu-store.jp/
(福岡を中心に展開しているスーパーマーケット)
■おしごと
「奥球磨きのこ園」代表の宮崎勇市さん。
以前は神奈川県在住で今から9年前に帰郷。
7年前にきくらげ生産を開始し、当初は試行錯誤でした。
きくらげの旬は6月~11月で、生産を行うハウスを3棟多良木町に所有しています。(現在、稼働しているハウスは2棟)
ハウス内はきくらげ成育に適した温度25℃、湿度100%と、作業を行うには非常に過酷な環境です。
きくらげの生産過程は〔菌床:きんしょう〕とよばれる、きくらげが成育するためのもと(おがくずなどで作られた、原木のようもの)があり、〔菌床〕に切れ目をいれると、その切れ目からきくらげが生え始めて4~7日で収穫に適したきくらげに成育します。
ちなみに〔菌床〕は1シーズンしか使用できません。
収穫~石づきをカット~乾燥~梱包の手順を追って、ようやく乾燥きくらげが完成します。
収穫量は生きくらげで1トン(年)ですが、乾燥後は1/10の100kgに減ります。そのため、次のシーズンまで品薄になることも。

■さいごに
食卓できくらげをメインに食べることはほとんどないですよね。
ですが、その独特の食感やどんな料理にもマッチする淡泊な味わいからきくらげが好きという方は多いのでは(^^)?
また店頭で「乾燥きくらげ」を目にすることはあっても、調理方法がいまいちよく分からないという方も。
そこで、生産者の宮崎勇一さんにおいしいきくらげの食べ方を教えていただきました。
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■乾燥きくらげの調理方法
①乾燥きくらげを水で戻す。(5倍ほどに戻ります!)
②熱湯で20~30秒ほどさっと湯がく。
③刻んでお好みの料理に調理する。
あとは刻んで卵焼きに入れたり、春雨サラダに加えたり、炒めたり。
きくらげの天ぷらもおすすめです。
味が淡泊で他の食材をじゃませず、食感が楽しめることがポイントなので、何にでもじゃんじゃん使ってみてください。
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また、湯前町を代表する六次産業化の先駆けである〔下村婦人会〕のきくらげとしょうがと椎茸の佃煮「球磨三昧(くまざんまい)」は〔奥球磨きのこ園〕のきくらげや球磨産のしょうが・しいたけで作られています。
しょうゆが香る甘辛い味付けにきくらげの食感が絶妙で、ご飯のおともに最適です★すべて球磨産・湯前産で地産地消とはまさにこのこと。ぜひご一緒にお試しください。
