
私は兵庫県から熊本県の湯前町に引っ越してきました。
湯前町の地域おこし協力隊として移住したのですが、地域おこし協力隊は住む家は自治体が準備してくださるということでした。
私が住むことになった空き家は、5DKの二階建て一軒家でした。

どのような部屋に住むのかと期待と不安はありましたが、まさか空き家に住むことになるとは思ってもいませんでした。
そのため空き家暮らしのための知識がなく、実際に住み始めてみると問題点が続々と浮上してきました。
[所有者の家具、家財等がそのまま!][虫が続出!][想像以上に寒い!][雑草の処理が大変!]などなど…初めての空き家暮らしは毎日が驚きでした。
問題点をどのように改善すればいいのか考えましたが、今まで一人暮らしをしたことがなかったため、何も分かりませんでした。
そこで、ご近所の方や町民の方に聞いてみると、たくさんの改善策を教えてくださり、湯前の人の温かさを感じました。
空き家に住むからこそ、今まではなかったご近所付き合いがありました。そのご近所付き合いも堅苦しいものではなく、気軽に挨拶を交わしたり 「今日は寒かねぇ!」などの世間話がほとんどです。
野菜など食べ物をいただくこともしばしば。
挨拶や世間話をすることでご近所の方が私の生活を守ってくださっているような気がしました。
まだ湯前町の四季を経験したことがないため、これからどんなことが生活の中で起こるのか楽しみです。