
原点の「市房漬」は鉄板です。
■所在地
球磨郡湯前町3116-3
■TEL
0966-43-3827
■営業時間
営業時間:8:30~17:00
定休日:日曜日
■駐車場
10台
■おすすめ商品
・市房漬
・きりしぐれ
(市房漬を細かく刻み、山椒の実や柚子の皮を混ぜ込んだもの)
・欧風ピクルス
・苺のつぶやき(丸ごと苺のジャム) ほか
■URL
http://shimomura-fujinkai.com/

■お店について
戦後まもない昭和25年、お互いを「支え合う」ことで生活を良くしたいと考えた女性たちの集まりが下村婦人会の始まりです。
その発起人が、湯前町の出身で長く下村婦人会の会長を務めた山北幸さんでした。
余った野菜や豆を持ちより、漬物を作り売ったお金でみんなの居場所をつくり、生活の糧としました。
下村婦人会の理念は
①安全であること
②ごまかしのないこと
③味の良いこと
④価格が妥当であること
市房漬をはじめ、約30種類の商品は保存料も添加物も使わず、手間と時間をかけてつくりあげた湯前の母の味です。
■商品について
2代目代表の星原陽子さんは、先代の山北幸さんの意志を引き継ぎ伝統の味を守りながら、時代の変化とニーズに合わせて商品のリニューアルを行ってきました。
みその減塩の取り組みをはじめ、欧風ピクルスに入っていた丸のままのきゅうりを食べやすいよう一口大にカットしたり、苺ジャムはコストと保存性から瓶をパウチの袋に変えたり、柚子マーマレードの柚子の処理作業が煩雑だったのを行程を見直し、時間短縮につなげたりしました。
いつの時代も食べてもらいたい人のことを考え、喜んでいただくための努力をする、このことが下村婦人会が半世紀以上も存続した理由のひとつとなります。

■さいごに
代表商品の「市房漬」をはじめ、先代の山北幸さんの思いを繋ぎ、時代の変化やニーズにあわせた商品づくりを行っていきます。
「下村婦人会」が半世紀以上にわたって存続できているのも、ひとりひとりが力をあわせて、ひとつの輪となっているから。
ひとりの力ではできない、ひとつの想い・ひとつの輪が大切です。
これからも時代の変化とともに失われつつある、日本の食の伝承を次世代に繋ぐよう、下村婦人会は活動を行っていきます。

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