本日は、湯前町のホームページにアクセス頂き、誠に有難うございます。
令和7年度のスタートにあたり湯前町の町政推進の基本的な考え方をお示しご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
球磨地方におきましては、本年は桜の花の満開が昨年と比べ開花の時期が遅れ、満開状態で新年度を迎えることができました。これはこの冬の寒さが如何に厳しかったことを表しており、その影響で近年になく開花が遅れたものと推察するところです。
本年も、物価高騰や人口減少・高齢化など多くの行政課題が山積しております。これに加えてアメリカトランプ大統領の関税ショックにより世界中が同時株安で経済が悪化するほか、社会の分断、崩壊の危機に直面しており、この影響は地方経済や自治体経営にもおよぶことが懸念されるところです。
さて、本町においては他町村にも誇れる子育て支援策の構築や伝統文化・自然など本町の魅力を最大限に発信し、交流人口・関係人口の拡大や定住促進に向け、引き続き町政の基本方針となる湯前町第6次総合計画(後期計画)に基づき、新しい時代へのまちづくりを進めて参ります。また、この総合計画において、湯前町の将来像を「マイ・ホームタウン・湯前」とし、人と自然と歴史が調和し、未来を創造する町を目指すために、湯前町がいつまでも心のよりどころである「ふるさと」であり続ける必要があると考えています。これらの事を踏まえた上で、これまでの行政経験を生かし、引き続き新たな気持ち、新たな力、新たな知恵を出し全力でまちづくりに傾注して参ります。そして、町民の皆さんが湯前町民であることに誇りをもち、豊かで、明るく、住みよい町にするため各施策に取り組んで参ります。
以上、令和7年度の基本的な考え方を申し上げましたが、詳しくは今年度の「施政方針」をどうぞご覧ください。
最後に、町民の皆さまのご健勝とご多幸を心から祈念申し上げますとともに、職員一丸となって町民の皆さまが幸福感を享受できるまちづくりを目指して、課題解決の為に全力で取り組んでまいります。
令和7年4月吉日
湯前町長 長谷 和人
令和7年度の施政方針はこちら