ごあいさつ
湯前町のホームページにアクセスいただき誠にありがとうございます。
実りの秋を迎え、本来であれば収穫の喜びにあふれるはずの令和8年10月ですが、今年は地球温暖化異常気象により、全国各地で災害により国民の皆さまが試練の中に立たされております。折しも本年は、あの平成28年熊本地震からちょうど10年という節目の年でした。震災からの復旧・復興を遂げて防災への決意を新たにしていた矢先、予期せぬ「令和8年熊本地震」が発生いたしました。この度の地震によりお亡くなりになられた方、被災された方、そして今なお避難生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごされている皆さまに、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
これからも災害への備えとして、安全安心のまちづくりとして町民の皆さまの安全を第一に、防災対策を急いで整備していきたいと思っております。
また振り返れば、人吉球磨地域に甚大な被害をもたらした「令和2年7月豪雨災害」は、私たちの生活の足である「くま川鉄道」を分断し、深い爪痕を残しました。しかし、町民の皆さまの不撓不屈の精神と、全国からの温かいご支援のおかげで、災害から6年2カ月を経た先月、ついに「くま川鉄道全線開通記念式典」を執り行うことができました。人吉から湯前までが再び一本の線でつながり、湯前駅に響き渡った列車の汽笛は、まさに私たちの復興を象徴する希望の音であります。
この記念すべき全線開通を、単なる復旧で終わらせてはなりません。これからは「今後の利用促進」が重要な鍵となります。通学・通勤といった日々の生活利用はもちろんのこと、本町の取り組みとして町民皆さまの乗ろう運動の展開、鉄道利用を促進するイベント、また漫画美術館の魅力アップ、観光資源としての魅力を磨き上げ、交流人口の拡大を図ってまいります。また人吉球磨の魅力を全国へ発信するとともに、町内外から多くの人々に愛される「マイレール」として、持続可能な運行基盤をしっかりと確立させていく所存です。
くま川鉄道が再び力強く走り出したように、私たち湯前町も立ち止まる訳にはいきません。町民の皆さまとともに前を向き、この逆境を乗り越えて、未来の子どもたちに誇れる「将来の湯前町」を創造していく決意です。また令和8年度後半も、ひるむことなく、湯前町の明るい未来に向かって走り続けます。
結びに、被災された方々が一日も早く平穏な日常を取り戻されることを切に願うとともに、町民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げますと共に、職員一丸となって町民の皆さまが幸福感を享受できるまちづくりを目指して、課題解決の為に全力で取り組んで参ります。
令和8年10月
湯前町長 長谷 和人