湯前町城泉寺(浄心寺)の国指定重要文化財阿弥陀如来及び両脇侍像が、九州国立博物館(太宰府市)で開催される特集展示「人吉球磨の玉手箱」で展示されることになり、令和6年10月2日(水曜日)、搬出作業が行われました。午前9時より開始し、地元住民らが見守る中、九州国立博物館、日本通運のスタッフにより、点検・梱包等の作業が注意深く行われ、午後3時半過ぎ、無事に搬出を終えることができました。
特集展示「人吉球磨の玉手箱」は、人吉球磨地域の魅力を伝える歴史資料を一堂に会する展覧会で、10月22日(火曜日)から12月15日(日曜日)までの会期で開催されます。同展には城泉寺(浄心寺)の鰐口(熊本県指定重要文化財)も展示されます。ぜひこの機会にお出かけください。
12月の末まで、城泉寺(浄心寺)は本尊が留守となりますので、拝観希望の方はご注意ください。

搬出前、堂内を片付ける

観音菩薩立像に積もったほこりを払う

梱包中の観音菩薩立像

阿弥陀如来坐像の点検

阿弥陀如来坐像の梱包作業

阿弥陀如来坐像をお堂から搬出