国内最大の海洋性レクリエーション指導者組織 『B&G全国指導者会』の総会で 湯前町B&G海洋センター指導者会が指導者会褒賞を受賞 第4回B&G全国指導者会 総会:2019年2月16日(土曜日) 笹川記念会館 (東京都港区) |
B&G財団(東京都港区・前田康吉会長)は、全国のB&G指導者604人が出席し開催された第4回「B&G全国指導者会」総会(日程:2019年1月22日(火曜日)場所:東京都港区の笹川記念会館)において、湯前町B&G海洋センター指導者会の活動を評価し、「指導者会褒章」(全5カ所)として表彰いたしました。 B&G全国指導者会(会長:工藤祐直/青森県南部町長)は、全国1万9千人のB&G指導員で構成される国内最大の海洋性レクリエーション指導者組織です。同会では3年ごとに総会を開いており、2月16日(土曜日)には過去最大となる604人の指導者が集まり、第4回となる総会を東京都港区の笹川記念会館で開催。過去3年間の事業報告や活動事例発表、今後3年間の活動方針の決定などが行われたほか、当財団から優れた実績を重ねた各地の指導者会(全国397カ所)や指導員を称える表彰式も実施しました。
 総会には全国から604人の指導者が参加
|
■ 様々な地域関係者が指導者会に参画し、地域資源を活かした活動を高く評価 湯前町B&G海洋センター指導者会は、マリンスポーツをはじめとする自然体験活動や各種の海洋センター事業を十分な指導体制のもと安全に運営できるよう、2009年3月3日に設立されました。海洋性レクリエーションの普及と青少年の健全育成を目的に、海洋クラブ活動補助やクリーンフェスティバル、各種体験会を開催。2017年からは、スタンドアップパドルボードを導入し、新たな海洋性レクリエーション普及のための研修会を開催するなど、地域住民向けの体験会の開催、学年行事等の受入れなど地域住民の体験活動の場づくりに取り組んでいます。 湯前町B&G海洋センター指導者会は、毎年会員となる指導者を公募。現在では、湯前町B&G海洋センター関係職員をはじめ、地域事業所やグリーンツーリズム、観光関係、地域おこし協力隊、消防署員など幅広いメンバーで活動を行うなど、地域をあげて指導者会活動を実施しています。この度、このような活動が、全国397カ所にある指導者会の模範となることと、活動が地域に周知され様々な方々が活動に参画している点を高く評価し、「指導者会褒章」を授与いたしました。
 指導者会褒賞を受賞した湯前町B&G海洋センター指導者会の中園誠二会長
|
B&G指導員について
B&G財団が認定する海洋性レクリエーション指導員。ヨットやカヌーなどの海洋スポーツや水泳の指導を行う「センター・イントラクター」、ヨットやカヌー、水泳などの指導補助を行う「リーダー」などの資格があります。最上位資格である「センター・イントラクター」は、1カ月間にわたる沖縄での合宿研修を受け、筆記及び実技試験などを経て資格を取得。「リーダー」は各地の海洋センター・海洋クラブで14時間の研修を受講することにより資格が取得できます。 このB&G指導員は、1975年からスタートした事業で、これまでに養成した指導員は1万9千人を超え、2008年4月には海洋性レクリエーションを推進する団体では初めて、環境大臣と国土交通大臣から、環境保全活動・環境教育推進法に基づく「人材認定事業」に登録されました。 |
B&G海洋性レクリエーション指導者会褒賞要領
B&G指導者会の活動が、次の各号の一に該当したとき、公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団はこれを褒賞する。 (1)青少年の健全育成、住民の健康増進等に著しく貢献したとき。 (2)B&G指導者会の運営が他の指導者会の模範となると認められたとき。 (3)B&G指導者会の活動が広く社会に周知されたとき。 (4)その他特に優れた活動等と認められたとき。 |
B&G財団とB&G海洋センターについて
ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)は、日本の青い海(ブルーシー)と緑の大地(グリーンランド)を活動の場とし、日本の将来を担う青少年の“こころ”と“からだ”の健全育成を図ることを目的に、1973年に設立。その後、幼児から高齢者までを対象にした“地域の健康づくりの場”として、ボートレースの収益金によって全国480市町村(現在は市町村合併により389市町村)に、プール、体育館、艇庫のスポーツ施設からなる「B&G海洋センター」を建設し、地元自治体に無償譲渡してきました。 現在、全国の海洋センターは、年間約1,000万人の利用者があり、スポーツ振興の場に止まらず、誰もが気軽に集える地域住民のコミュニティの場としても活用されています。 |
|